2017年8月3日
今日は明治学院大学で「公私合同説明会」が開催されて、私も終日会場にでかけました。多くの中学生と保護者の皆さんとお話することができました。お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
中学生の皆さんとお話しているときに、お母さま達もうなずいてくださったのが
「女性の人生は、選択の連続で本当に大変。だから本校では、高校生のころから”将来、このくらいの年にはこういうことが起こりうるんだな”と知ってもらって、人生の計画を考えるようにしています。」
ということです。みなさんと同じく私も女性で、この年になってつくづく思うことがあります。それは
「結婚するとかしないとか、子どもを産むとか産まないとか、仕事と家庭を両立するのか専業主婦になるのか、子どもがいたら仕事を続けるのか辞めるのか、とか・・・大学を卒業してから10-15年くらいの間に女性はたくさん決めなくてはいけないことがあるということを、どうしてもっと早く、誰か教えてくれなかったんだろう!」
ということです。仕事を頑張っていたら、あっという間に30歳を超えていて、そうすると周りにはもう結婚して家庭に入って子育てに専念している人もいたりして・・・あぁ、そういうこと、もっと早く考えて行動しなくちゃいけなかったのかな、などと本当に思うものなのです。
一度きりの人生ですから、仕事も、家庭も、自分で後悔のないように生きていきたいですよね。そのためには、先にこういうことが起こりうるということを高校生くらいの頃から知っていることが大切だと思っています。本校は女子校ですので、女性の皆さんにそういうことも含めて人生のプランを考えて欲しいと思っています。今年の4~5月に1年生がキャリア教育プログラムを受講しました。社会で信頼され、役立つ女性になっていくために、自分の生き方をきちんと考える – 本校が大切にしていることです。中学生の皆さんは、女性として生きる生き方を考える機会があるか – そのような視点で高校を見られるのも良いかもしれません。