2019年11月29日
今日は情報科、情報デザインコースの生徒たちの授業に、京都精華大学マンガ学部の吉村先生、崇城大学の小川先生がお越し下さいました。
吉村先生と小川先生には、高木学園女子高等学校で「情報処理科」から「情報科」として新たな情報教育をスタートした時期から今に至るまでずっと、生徒たちに年2回「マンガ」について教えて頂いています。
今日は生徒たちが制作した4コマ漫画について講評して頂きました。
その中で吉村先生、小川先生がおっしゃっていたことでとても印象に残ったことがありました。
「マンガというのは、単に絵を描けば良いというものでもないのです。
マンガとしての面白さはもちろん大切なのですが、それと同じくらい”情報をきちんと伝達できること”や、”さまざまなコンテンツ(要素 – セリフや絵、色、線など)を組み合わせて伝達する”ということが大切なのです。」
とおっしゃっていました。生徒の作品でも、絵とセリフと4コマという限定された場を効果的に組わせたものは、とりわけ面白く仕上がっていました。
マンガをそのような「メディア(媒体)」として活用することを学ぶことができたのではないかと思います。
また、マンガといえば大変嬉しい朗報も!本校の情報科で吉村先生・小川先生の講座を受けてマンガのすばらしさ・面白さを感じ、京都精華大学に進学することになった本校の生徒がいます。京都精華大学のマンガ学部は、現在留学生の比率が40%にもなっているそうで、とても国際的な環境で日本が世界に誇るマンガ文化を学ぶことができるようです。これからその彼女がどのような大学生活を送っていくのか、私はとても楽しみにしているのです。