2019年7月24日
最近嬉しい話をいくつか聞きました。
まずは、英検2級や準2級に合格した生徒たちの話です。そのうちの一人の生徒にたまたま話を聞く機会があり、
「英検合格したんだってね!おめでとう!」
と声をかけたところ
「実は私は中学生の時には英語が得意ではなかったんです。でも、”今の状況が、ずっと続くは限らない(やってみたら、できるようになること、好きになることがあるかもしれない)”とこの学校に入る前に話を聞いて、頑張ってみようと思って。そうしたら受かりました。」
と教えてくれました。
また、3年生の商業科の生徒たちと、一部情報科の生徒たちが「デザイン選手権(通称 デザセン)」という高校生対象の社会の課題を解決するアイデアを競うコンテストに応募し、全チームの生徒たちが一次審査を通過したという話も聞きました。1次審査を通過したのは応募者全体の42%くらいだったようですので、その倍率で全チームが審査を通過したということは素晴らしいですし、みなさんよく頑張ったなと感じています。
このような一つひとつの取り組みで、皆さんが「できた!」という達成感を持てるようになることはとても大切なことだと思います。最近読んだ本の中で、とても共感するフレーズがあったのですが、
「適切な自信を持つことは、生きていく上で強みになります。」
私はあの時に(大変な思い/苦労を経て)できた、という経験と適切な自信は、今回も/これからもできるはず、とその後の人生を支えてくれると思うのです。
こういう「できた!」という経験の一つひとつを、ぜひ皆さんには重ねて、そこで「私って、頑張って達成する力がある」という自信を持って生きていって頂きたいと思います。